豆を焼くことが、焙煎なのではありません。
焙煎とは、豆の特性を生かすことです。
豆を焼くだけでいいのなら、焙煎機のスイッチを入れてガラガラ焼くだけでいいのです。
しかし、これでは焙煎とは言わないのです。
焙焼です(笑)
豆を焼くことはしても味を作ることをしていない。
豆によってどういう焼きかたをすればその特性を出せるか、
このことを分かっていないとただ、コンピュータに何分間、と設定するだけになってしまう。
これでは到底おいしい豆は出来ません。
中の芯まで残さず、青臭くなく、水分の含有量も考慮に入れながら丁寧に煎っていく。
ここでとめたほうがいい、というベストポイントがある。
その手前でもだめだし少しでも遅れてはいけません。
豆によってもそれぞれのベストポイントがある。
絶えず味見をしながらそれを見つけていきます。
珈琲一筋45余年のマスターがその技術と経験に基づく「正しい焙煎」をすることにより、
最上級の珈琲豆が生み出されます。
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